2019年（令和元年）6月3日午後2時、その時まではまだ両胸があったのです。
ストレッチャーの上に乗せられ5～6人の病院スタッフさんとあいさつを交わし、その後の記憶はない。

目を覚ますと6月3日午後5時過ぎていた。病室のベッドの上だった。予定通り右胸が全て無くなっているのが左手で確認出来た。淋しさはあまりないな、むしろ少しスッキリ感があったくらいだ。今日は涼しいのかな、少しのどがイガイガするような・・・でもあたし生きてるんだ、自分で自分の生存の確認、少しご飯もたべられそう、スープが飲みたい。

ぼそぼそと小声で話し合う男女の声、ここは4人部屋、お向かいさんのカップルの声みたい。カーテン越しなので姿は全く見えず・・・でも男性がとても気を使ってやさしい声で話している。ごくありふれた日常の話みたいね。でも途中からどちらからか（きっと女性？）ぐすっと鼻水をすするみたいな音がひんぱんになってきて・・2人は30代？40代？
私の前に手術を終えたらしいその女性は2泊しただけで退院していった。その次の日の午前に私も退院した。

痛み止めが30日分出るということは30日傷みがつづく人もいるのかもね。と帰りの車の中で私は主人に言った。なにせ大手術だからね。

今日は9日、術後4日目でも痛み止めが切れるころになると脇の下がズキズキ傷んできてしょうがない。リンパ節郭清した部分だ。

藁にもすがる気持ちでyoutubeで傷みが少しでも和らぐ音楽をさがしてみました。

幸運を呼ぶ音楽～【一粒万倍】聴くほどに幸せな出来事が次々と降り注ぐ宇宙エネルギー

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いま傷みに耐えている人の傷みが少しでもなくなりますように