明日は今日の続きだよ

令和元年6月に右乳がん全摘手術(レベル1腋窩郭清あり)を受けた気ままなおばさんの傷み日記です。

正月明けからは、本格的に冷え対策に取り組む

冷え症外来
こんな自覚症状はありませんか?
もし持っているなら、冷え症の可能性があります!
・寒いわけでもないのに手足が冷たい。
・布団に入っても手足が冷えて眠れない。
・お風呂に入ってもすぐに手足が冷えてしまう。
・厚着をしても体が冷える。
・便秘や下痢になりやすい。
・何をしても痩せない。
 冷え症を放っておくと、からだの様々なところに不調が出てきます。たがが冷え症、されど冷え症、しっかりと対策をしましょう。
冷え症の原因
冷え症とは、血液の流れが悪いため毛細血管へ温かい血液が流れず、血管が収縮し、そのために手足などが冷えてしまう状態のことです。気温とは関係なく体が温まらないので、真夏であっても冷え症の症状は出ます。冷え症には日々の生活習慣が大きくかかわっています。その主な原因をいくつか挙げてみましょう。
■運動不足
運動不足は身体の代謝を低下させ、血液の循環を悪くする原因となります。また、筋肉量が少ないと体内で熱を生産することが出来ず、うまく体を温められません。特に女性の場合、男性よりも筋肉量が少ないので熱を作りにくく冷えやすい体質だと言えるでしょう。
■なぜ女性に多いの?その原因は・・・
・筋肉量が少なく脂肪が多い:女性は男性に比べ筋肉が少なく、また付きにくくなっています。そのため熱を作る力が弱いのです。また脂肪が多く、付きやすくなっています。脂肪は一度冷えると温まりにくい性質を持っているため、冷えの原因となります。
・子宮や卵巣などの臓器と月経がある:子宮や卵巣など血流の妨げとなる内臓が多いため、腹部の血流が悪くなります。また月経時に血液が減るため、熱を伝える血液が体の末端まで届きません。
・薄着や衣類のしめつけ:寒い場所でのスカートなどの薄着は、体を冷やしてしまいます。また、下着やタイトな衣類での締め付けも血流を悪くし、冷え症の原因となります。
■冷えは男性にもあります
男性も加齢によって筋肉量の低下、臓器機能の衰えなどにより熱を発することが出来なくなり冷えを感じます。高齢の男性では頻尿の原因にもなります。体を温めると肩こりや腰痛などが楽になるような場合は、冷えが存在していることがあります。
■食生活の乱れ
冷たい飲食物や甘い物、ファストフードやスナック菓子を食べすぎることや、無理な食事制限を伴うダイエットによるミネラル・ビタミン不足に陥ることで、体を冷やし、血液をドロドロにして循環を悪くする原因となります。
■ストレス
過度のストレスをため込むと、末端の血流が悪くなり血行不良を引き起こします。また緊張状態が続くと交感神経が長時間働き、自律神経のバランスが崩れてしまいます。それにより、体温調節機能がうまく働かなくなってしまうのです。
■自律神経の乱れ
自律神経は、体内での体温調節の役割を担っています。暑くなると血管を拡げて体温を逃がし、寒くなると血管を縮めて体温を逃がさないようにするのです。しかし、現代の冷暖房が整った住環境の中では、「暑い」「寒い」の感覚が鈍くなり体温調節の機能がうまく働かなくなってしまいます。それが毛細血管を収縮させ、冷えの原因となるのです。
■喫煙
タバコは急激に血管を収縮させてしまし、血液の流れを悪くするとともに、基礎代謝も低下させ、冷えに結びつきます。
■便秘
腸内でぜん動運動が行われていないということで、基礎代謝も低くなります。
冷え症の種類
冷えにも種類があります。あなたはどのタイプ?
冷えと言ってもいくつかの種類があります。その種類によって改善方法や対策が違いますので、自分がどのタイプに当てはまるのかを知っておくと良いでしょう。
■末端が冷えるタイプ
血液がドロドロだったり血管が細かったりして血行が悪い状態だと、血液が手足の末端部分まで届きません。そのため、手足の末端が冷えてしまいます。だからと言って、手足だけを温めようとしてもこのタイプの冷え性は改善されません。なぜなら、人間の体はまず内臓を温めようとして、体の中心に血液を集中させます。その結果、末端である手足には十分な熱が行き渡らなくなってしまうのです。したがって、まずは腹巻などでお腹を温めて体全体に熱が行き渡るようにしてみましょう。
■下半身が冷えるタイプ
このタイプは骨盤の歪みが原因である場合が多いです。姿勢の悪さや、同じ方向を向いての就寝、同じ方に足を組むことが原因で身体や骨盤が歪んでしまいます。そうすると下半身の血行が悪化し、代謝が悪くなってしまうのです。さらにお尻や太ももに蓄積される老廃物がセルライトという固まりになってしまい、身体の冷えがますます酷くなります。常に正しい姿勢を意識し、半身浴などで代謝を良くしていくように心がけましょう。
■内臓が冷えるタイプ
ストレスとの関係が深い冷え性だと言えるでしょう。自律神経が異常をおこし、手足の末端部分の血管の収縮ができなくなり、その結果、内臓に血液を集めることができず、内臓が冷えてしまいます。このタイプでは、手足は温かいことが多いので、冷え性だと気付かずに過ごしてしまうことも多いのです。しかし、お腹を下しやすくなった、体のだるさを感じる、風邪をひきやすくなった、などの症状を感じたら、このタイプの冷え性かもしれません。内臓の働きを良くして血行促進してくれる生姜などの体を温める食べ物を摂ることで、内臓の冷えを予防し改善することができます。
※体質によっても冷え症を数種類に分けられます。
■自律神経失調体質
ほとんどの方が、この自律神経失調体質に当てはまるのではないでしょうか?自律神経は内臓、血管などの働きを一定に保ち、バランスを整えています。汗や温度調節もそうですが、胃の動きや目の動きなど自然なことも自律神経で制御されています。これが乱れると、疲れが取れない、イライラする、胃がもたれる、肩が凝るなどの症状をひき起こします。
■鉄分不足体質
女性がなりがちです。ダイエットなどの食事を極端に減らすことにより、鉄分不足になります。特に女性は生理等もありますので、必要以上に鉄分を摂取しなくてはなりません。この状態が続けば、いずれ貧血を起こします。貧血は血液中の赤血球が少ない状態のことで、赤血球は酸素を運搬する役目を担っています。すなわち赤血球が少ない血液は酸素を運搬する力がなく、結果として体力不足、疲れやすく、手足が冷える状態を作ってしまうのです。
 ■ホルモン不規則体質
女性に多く関係する事です。ホルモンのバランスが崩れることによる自律神経の不調、これが原因で冷え症になります。特に更年期を迎える女性に多い症状です。
「冷え症」に対してはどのような治療がある?
薬物治療であれば、西洋薬ではビタミンE投与で血行改善、東洋医学では漢方薬を使用します。漢方薬は、患者さんの症状により選択します。
冷え症の改善方法
では、どのように冷えを改善していけば良いのでしょうか。日常生活の中にうまく取り入れて冷え症を改善していきましょう。
■入浴・半身浴
シャワーではなく、お風呂につかって体を温めるのが冷え性改善に最も良い方法のひとつです。38℃~40℃くらいのぬるめのお湯に入浴しましょう。じんわり汗をかくくらいまで、少し長めにお湯につかると良いでしょう。副交感神経が働いて血管が拡がり、血行が良くなります。リラックスして体の芯から温めましょう。
■適度な運動
血液の流れを良くする為には新陳代謝を促進することです。新陳代謝を促進するのに最も効果があるのが運動です。ハードなスポーツでなくてもかまいません。軽いウォーキングでもいいでしょう。毎日の生活の中で、少し歩く量を増やしたり、仕事や家事の合間に簡単なストレッチをするだけでも十分なのです。特に、就寝前のストレッチは、血行が良くなって体温が上がり、ぐっすりと眠ることができるでしょう。普段の生活で少し体を動かすことを意識しながら生活してみて下さい。
■食べ物
身体を温める「陽性」の食べ物、身体を冷やす「陰性」、どちらにも属さない「中性」の食べ物があります。「陽性」の食べ物を取り入れて、血液循環を良くして、冷えを改善していきましょう。
◎陽性の食べ物:生姜、ネギ、にんにく、ごぼうなどの根菜類。寒い土地で採れる野菜に多い。シトルリンを豊富に含むスイカの皮。胡麻、黒豆、あずきなどの黒い物。
◎陰性の食べ物:トマトやきゅうりなど暑い土地で採れる野菜。土から上に実がなるもの。生で食べられる野菜。砂糖や合成甘味料などの白い物、水っぽいもの、バターやマーガリンなどの柔らかい物。スナック菓子、チョコレートなど。
◎中性の食べ物:冷やすことも温める事もしません。これらの食材は主食として適していると言えます。玄米、むぎなど。
しかし、冷え性だからと言って、陽性の食べ物だけを食べれば良いというわけではありませんので注意して下さい。バランスの良い食事を心がけましょう。陰性の食べ物を摂る場合には、生で食べるよりスープやみそ汁に入れるなどして加熱して食べることをおすすめします。
◎温める飲み物:紅茶、ほうじ茶、烏龍茶、ココア、生姜湯
◎冷やす飲み物:コーヒー、緑茶、ジュース、水、牛乳
その他豆知識
・朝は一日の中で最も水分が失われているので、白湯を吸収しやすく、体温が最も低いため白湯によって体が温まりやすいです。
・指先マッサージ:指先の血行が良くなると、全身の血行が改善され、肩こりが軽くなり、疲れやだるさが取れ、体温が上がります。
・腹式呼吸:深くゆったりとした呼吸。これは副交感神経が働きます。ふーっとお腹をへこませて吐いたら、吐くのをやめます。すると自然とお腹が膨らんで肺に空気がはいってきます。5分繰り返しましょう。
(横浜血管クリニックhttps://yokohama-kekkan.com/さんのhpよりお借りしました。)



久々にブログを更新中、前記事の気象病の原因を読んでからというもの。首から上の部分にネックウォーマーや帽子で保温を常に心がけるようになりました。それだけでも身体のだるさやふらつきを感じることが少なくなりました。


これから一段と寒さが厳しくなる1月から2月は冷えと乾燥が一番進行する時期なのでアラ還の私も注意事項が多くなってきて、何回も読まないと覚えられないし身に付きません。


ずっと更新しないのは何度も読んでいる為なんです。おバカなのでしょうがないことですね。


旧年中は術後の傷みのがれから始めた拙いブログを読んでくださった方々に心から御礼を申し上げます。



本年も宜しくお願い致します。



術後の6ヶ月検診も異常なく無事終わり正月休みも今日でおわり。高齢者の方々や治療中の方には厳しい時期にさしかかりましたね。一日一日を大事に乗り切りたいものです。

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